キャンプ道具の上手な積み方
積み方の基本テクニック
細かいアイテムの扱いやクーラーボックスの置き場所など、
どのクルマでも使える積み方の基本テクニックをご紹介します。
荷室スペースの特性に合わせ、
「横置き」と「縦積み」を上手に組み合わせよう!
デッドスペースをなるべく作らないことがポイント。例えば後部座席裏の斜め部分、ホイールハウスの出っ張り部分などを埋めていき、四角い空間を作ろう。
まずは大きく場所をとるもの、場所が決まってしまうものを先に積み込んでから考えるとスムーズに積載しやすい。
キッチン用品などの細かいアイテムは
あらかじめ折りたたみ式コンテナや袋などに
収納してしまおう!
ジャンルを分けて小物を整理すれば、荷物の積み降ろしだけでなく、キャンプ中も迷わず、忘れ物防止にも役立つ。また、帰宅後の片付けの際、キッチン用品をまとめたものは、そのまま洗い場に持って行けるので便利。ランタンなど壊れやすいものはタオルなどにくるんでおくとよい。
ファミリーキャンプではチェアの積載場所に
気をかけよう!
チェアは、細かい荷物の一時置き場や子どもたちの居場所にもなる万能選手。設営時は到着後すぐに、撤収時は最後まで活躍してくれるので、出しやすくしまいやすい場所に積むことを心がけておこう。レジャーシート1枚を取り出しやすいところに置いておき、一旦その上に荷物を置くのもあり。
クーラー類は、常に出し入れしやすい場所を選んで置こう!
積み込む際、つい忘れがちなクーラー類の置き場所。途中の買い出しはもちろん、子どもたちが急に喉が乾いたりするときなどにすぐ対処ができる。大きく、場所をとるアイテムだが、クーラー類の上に何かを積まなくて済むよう、積み込む場所をあらかじめ考えておこう。
寝袋やブランケットなどクッション性の高いアイテムで
デッドスペースをふさいでいこう
道具と道具の隙間はがんばっても空いてしまうもの。その隙間に形が変形しやすい物をいれこんでいけば積載の効率もよく、しかも緩衝材にもなる。
積み込みの最後にブランケットをかけよう!
ウインドウの映り込みをやわらげ、キシミの防音、細かい道具の飛び出し防止にも役立ちます。もちろんテント内のシートや防寒具にも大活躍。キャンプスタートの「幕開け」、帰宅へ向かう「幕引き」の慣例作業として、ぜひ実践してみよう。
- ※安全のため、走行の際は後方視界をしっかり確保してください。
- ※荷物は、必要に応じてラゲッジベルトなどでしっかり固定してください。
- ※シートアレンジの各操作は、異物を挟んでいないか確認の上、無理に力をかけずに確実に行ってください。
- ※各キャンプ道具は撮影のため用意したもので、形状等により積める量が異なる場合もあります。あくまで参考としてください。
- 監修者(アドバイザー):
- こいしゆうか、SAM