更新日:2020.04.15
今回は、日頃から仕事にプライベートに様々なキャンプ場を訪れているHondaキャンプ制作メンバーが厳選した、「一度は行ってみてほしい」おすすめのキャンプ場をご紹介。
絶景が楽しめるキャンプ場やファミリーで思う存分休日を満喫できるキャンプ場、温泉でのんびりとリラックスできるキャンプ場に穴場のキャンプ場など、どれもキャンプのプロたちが自信を持っておすすめするキャンプ場ばかり。
ちょっと遠出をしたり、新しいキャンプ場でキャンプをしてみたい、とお考えの方は、ぜひキャンプ場選びの参考にしてください!
こいしゆうか 男性目線で語られがちなキャンプに女性目線を取り入れた、女子キャンプの第一人者
宮原悠 豊富な知識を持つベテランキャンパー。自然遊びのスペシャリスト
佐久間亮介 これまでに滞在したキャンプ場は国内外で300箇所を超えるというキャンプ場通
猪俣慎吾(カメラマン) 息子との親子キャンプに熱中。キャンプ大好きカメラマン
風森美絵(レシピ監修) キャンパー目線のレシピが好評。テレビや雑誌などでも活躍する“そとごはんスタイリスト”
札幌からクルマで約1時間半、千歳からは約1時間というロケーションの良さながら、天然林に囲まれた静かな支笏湖畔に広がる美笛(びふえ)キャンプ場。日本屈指の抜群の透明度を誇る湖のほとりにクルマを乗り入れてキャンプが楽しめます。
湖畔サイトでは、左手に恵庭岳がそびえる雄大な景色を味わうことができます。利用料金が1泊大人1,000円とリーズナブルなのも、キャンプ大国の北海道ならでは。
おすすめ人のコメント ほぼ毎年訪れるお気に入りのキャンプ場。5〜6月にかけては、旬の根曲がり竹を皮ごと焚き火や炭火にかけておいしくいただくのがいつもの楽しみ。フリーサイトなのもいい。この頃になるとアメマス(エゾイワナ)やブラウントラウトなどの釣りが湖畔から楽しめて、釣った魚を根曲がり竹と一緒に焚き火を囲んで食する歓びといったら!
住所 | 北海道千歳市美笛 |
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営業期間 | 4月下旬ごろ〜10月下旬ごろ |
ホームページ | http://www.inawashiroko-mv.com/ |
青森県と秋田県にまたがる十和田湖。その水は、緑と川のコントラストが美しい奥入瀬渓流へと流れ出ます。そんな十和田湖の湖畔に位置するのが宇樽部キャンプ場です。
電源付き区画サイトに加え、湖畔沿いのロケーションのいいところへクルマを乗り入れてテントを張ることもできます。奥入瀬渓流観光とセットで楽しむのがおすすめです。
■十和田市営宇樽部キャンプ場についてはこちらの記事もチェック!
十和田湖と奥入瀬渓流を満喫!宇樽部キャンプ場の魅力をレポート
おすすめ人のコメント 日本全国、湖畔沿いにテントを設営できるロケーションは多数ありますが、ここはなんと言っても夜の静けさが素晴らしいです。風でわずかに湖面が揺れ、打ち寄せる波の静かな音と焚き火のパチパチと爆ぜる音。ランタンの灯りをしぼって、「静寂なキャンプの夜」を楽しむことをおすすめします!
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬字宇樽部国有林十和田市営宇樽部キャンプ場 |
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営業期間 | 4月下旬〜11月上旬 |
予約先 | https://camprsv.com/11713/rsv_list/ |
標高1,200m。妙高戸隠連山国立公園内に位置するオートキャンプ場です。シラカバやカラマツが立ち並ぶフリーサイトは、クルマ約200台を収容できるほど広大(当日受付のみ)。一部、予約制のAC電源ありの区画サイトやバンガローもあり、ファミリー、ソロ、グループ問わず、誰もが戸隠の大自然の中でキャンプが楽しめます。
■戸隠イースタンキャンプ場についてはこちらの記事もチェック!
夏でも涼しくて快適!戸隠イースタンキャンプ場の魅力をレポート
おすすめ人のコメント
国立公園内にある草地のキャンプ場であるにも関わらず、直火が可能。梅雨明けの新緑が驚くほどに美しく、15年連続で通っています。近くにある戸隠奥社と鏡池は一見の価値ありです。
また、このキャンプ場を訪れた際はぜひ戸隠の蕎麦を食べてみてください。綺麗な空気と水で育った蕎麦の風味は感動の一言。
住所 | 長野県長野市戸隠戸隠山国有林内 |
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営業期間 | 4月下旬ごろ〜10月末まで |
ホームページ | http://www.shinsyu-ringyou.com/ |
長野県松本市にある上高地。雑誌などでもよく登場する有名な山岳景勝地のため、その景観を一度は目にしたことがあるかもしれません。
透き通った川と壮大な山の連なる様は、まさに絶景。小梨平キャンプ場では、そんな素晴らしい眺望を手軽に楽しめてしまうのです。マイカー規制のため、沢渡駐車場、または平湯駐車場よりシャトルバス、タクシーへの乗り換え(パーク・アンド・ライド)が必要となるため荷物を手運びしなくてはいけませんが、キャンプ好きならばぜひ訪れて欲しいキャンプ場です。
おすすめ人のコメント 国立公園の中でも有数のリゾート地、上高地。その入口となる河童橋周辺はいつも大変な賑わいだけれど、そこから歩いて5分ほど明神池方面に歩くとひっそりとこのキャンプ場がある。山の人はその先を目指すし、観光の人は夕方になれば帰るので、ここは穴場。売店や食堂、お風呂など充実した設備が整い、大人ひとり一泊1,200円という安さ。小さなお子さんのいるファミリーや足に自信がない人でも、手軽に秀逸の自然を体感できるのです。観光客が去ったあとの静けさ、朝夕の穂高の山々の神々しいまでの美しさは、キャンプっていいなと当たり前のことを気づかせてくれます。
住所 | 長野県松本市安雲上高地4468 |
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営業期間 | 4月下旬ごろ〜11月中旬ごろ(上高地開山〜閉山まで) |
ホームページ | https://www.nihonalpskankou.com/ |
日光国立公園区域内にある穴場キャンプ場。予約は受け付けておらず、当日受け付けのみ。設備は必要最低限と、のんびりありのままの自然を満喫したい方におすすめです。
冬場はゲレンデに使用されているので多少の傾斜はありますが、標高が高いため夏場でも夕方頃には涼しく過ごせるのは、焚き火好きにうれしいポイント。また、キャンプ場内から白根山に直接アプローチでき、登山もキャンプも両方楽しめます。徒歩圏内に日帰り温泉があります。
おすすめ人のコメント
夏のお気に入りキャンプ場。白根山への登山や湖での釣り、徒歩圏内に温泉があったりと遊び場所が豊富なので、だいたい夏の連休に連泊で訪れて、キャンプだけでなく登山や温泉なども楽しんでいます。標高が高いので夏場でも涼しく虫が少ないうえ、焚き火ができるのもうれしい!(直火禁止)
そして一番のポイントは、夏でもあまり混み合わないところ。人には内緒にしたい場所のひとつです。
住所 | 栃木県日光市湯元 |
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営業期間 | 5月〜11月(水道の凍結や雪の影響により変動あり) |
ホームページ | http://www.nikkoyumoto-vc.com/guide/ |
関越自動車道の花園インターからクルマで約20分という好アクセスのキャンプ場。炊事場、トイレなどの管理が行き届いており、いつでも清潔。レンタル品も豊富なので、キャンプ初心者にもおすすめです。
キャンプ場の目の前には荒川が流れ、長瀞ライン下りやラフティングなどのアクティビティが有名。オートキャンプやバンガロー、グランピングで宿泊しながら、長瀞の街全体を楽しむのもおすすめです。
おすすめ人のコメント 気さくな女性オーナーをはじめとするスタッフのおもてなしの心がキャンプ場の端々に感じられ、何度も足を運びたくなる場所です。街からの距離が近く、買い物もすぐ近くで済ませられる手軽さも魅力。「キャンプがしたい」衝動に駆られた時には、バックパックひとつで遊びに行っちゃいます。女性専用のキャンプサイトや広い化粧室をはじめ、女性の視点が随所に取り入れられているのも女性利用者としてはうれしく、シャワーを浴びてゆっくり身支度を整えられるのもありがたい!
住所 | 埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1 |
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営業期間 | 4月15日〜12月31日 |
ホームページ | https://www.nagatoro-camp.com/ |
千葉県の市原市郊外に位置する一番星ヴィレッジは、その広さがなんと東京ドーム約13個分という広大さ。ハイシーズンを除く期間では、チェックイン11時〜チェックアウト翌日18時までと、のんびりとキャンプが楽しめるロングステイキャンプのプランがあるのも魅力。テントやタープ、テーブルなどのキャンプ道具のレンタル品も扱っているため、初めてのキャンプにもおすすめです。
おすすめ人のコメント
入り口の森の中を抜けると絵本を広げたかのような世界が広がります。
広大なキャンプ場では一本木とツリーハウスがお出迎え。その場内ではホタル鑑賞やカブトムシ採集も楽しめ、さらにポニーや牛もいるので息子とのキャンプには最適です。首都圏からのアクセスの良さもおすすめポイント。
住所 | 千葉県市原市葉木176-1 |
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営業期間 | 4月下旬ごろ〜10月下旬ごろ |
ホームページ | https://star-village.jp/ |
東京からアクアラインを使って約70分。木更津東ICを出てから約15分と関東屈指の好アクセスが、イレブンオートキャンプパークの特徴の一つです。キャンプサイトの数は120区画と広大。広場には、コイの釣り堀やトランポリン、クライミングウォールなど子どもが一日中遊べるフィールドが揃っています。近隣の観光拠点にもほど近く、宿泊をキャンプにして色々なところへクルマで遊びにいくのもおすすめです。
おすすめ人のコメント
特におすすめの季節は新緑の時期。キャンプ場全体が明るく自然のグリーンが眩しく、とても印象的で、自然いっぱいの気持ちよさはもちろんのこと、自然が持つ美的な美しさも感じます。
春を迎えると必ず行きたくなるキャンプ場です。
住所 | 千葉県君津市栗坪300 |
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営業期間 | 通年 |
ホームページ | https://www.eleven-camp.com |
富士山が一望できるオートキャンプ場。キャンプ泊はもちろんのこと、屋根付きのBBQ場もあるので、悪天候でもアウトドアが楽しめます。隣接する牧場では、「牛への餌やり体験」「乳搾り体験」「バター作り体験」の3つのメニューが体験できるため、ファミリーで訪れても楽しいキャンプ場です。ハートランドのオリジナルチーズは絶品なので、ぜひご賞味を。
おすすめ人のコメント
“監督”の愛称で多くのキャンパーに愛される名物オーナーがいるキャンプ場。富士山を望む景色、広がる草原、フリーサイトでクルマの横付けもOK!と、クルマでのキャンプには持ってこい。
キャンプサイトのすぐ側には、牛がのそのそと牛舎の中を散歩していて、その姿にいつも癒されます。牧場にある重機を体験操作できる「重機操作体験」が楽しいので、ぜひ挑戦してみてください!“監督”が手取り足取り教えてくれますよ!
住所 | 静岡県富士宮市根原228 |
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営業期間 | 通年 |
ホームページ | http://asagiri-kantoku.net |
言わずとしれた、キャンパー憧れの聖地とも言えるキャンプ場。GWや夏休みをはじめ、連休ともなるとたくさんのキャンパーで賑わい、広大な敷地に個性豊かなテントが立ち並ぶ様は圧巻のひとこと。年末年始をふもとっぱらで過ごし、富士山越しに望む初日の出を楽しむ人も多い。キャンパーなら一度は訪れたい。
おすすめ人のコメント 水道やトイレ、風呂などのインフラが、キャンプ場の広さやキャンパーの数に対して不足しているにも関わらず、目の前に広がる圧倒的に美しい富士山を前にしては、そんなことはどうでもよく、我慢してでも行きたくなるキャンプ場。ほんの10年前は100m四方を独り占めできていたけれど、最近は20m四方でさえ利用することができなくなり、ちょっぴり残念だけれど、それでも早起きした朝、目の前に飛び込んでくる「あの風景」には毎回ノックアウト。
住所 | 静岡県富士宮市麓156 |
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営業期間 | 通年 |
ホームページ | https://fumotoppara.net/ |
奈良市内から2時間弱、山を登った先にキャンプ場のある天川村があります。斜面にほどよく整備されたオートキャンプサイトをはじめ、バンガローやコテージ、透き通った川が見下ろせるデッキサイトがあるキャンプ場です。
毎年キャンプ場のオープン日はアマゴの解禁日に合わせて始めるという、釣りも楽しめるフィールド。本格的な渓流釣りからキャンプ場でレンタル釣具を借りての釣りも楽しめます。
おすすめ人のコメント キャンプ場の目の前を流れる天ノ川の美しさが抜群。同じ天川村内にある、みたらい渓谷という景勝地もぜひ訪れて欲しいです。エメラルドグリーンに輝く水の美しさと、いくつもある滝の壮大さに思わず息を呑みます。夏は緑と川のコントラスト、秋は紅葉と、シーズンを変えて何度も楽しめるフィールドです!
住所 | 奈良県吉野郡天川村南角52 |
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営業期間 | 3月第2週の土曜日(アマゴの解禁日)〜12月29日まで |
ホームページ | http://www.minozumi.net/ |
徳島市内から30分強というロケーションに位置するコットンフィールド。オートキャンプサイト、コテージ、バンガロー、屋根付きバーベキューハウス、ファイアーサークルと、様々な形で気軽にアウトドアが楽しめるキャンプ場です。キャンプ場から徒歩10分程度のところに、神山温泉という日帰り温泉があるのも嬉しいポイント。
おすすめ人のコメント 四国の観光拠点に最適なキャンプ場。川沿いのキャンプサイトの横にある「川の図書館」は手作りの読書スペースがあり、子どもはもちろん大人でもその遊び心にワクワクします! 川を眺めながら、のんびりキャンプしたり、本を読んだり、スローキャンプがおすすめです!
住所 | 徳島県名西郡神山町神領字西上角272 |
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営業期間 | 3月中旬〜1月中旬 |
ホームページ | https://cottonfield.jp/wp/ |
熊本県阿蘇郡にある、源泉掛け流し温泉の露天風呂と内風呂に入れるキャンプ場。入浴の料金は入村料の中に含まれているため、翌朝9時までいつでも温泉に入浴し放題。男女別の露天風呂、内湯は100%源泉かけ流し。コテージも多数あり、山小屋風、古民家風など個性豊か。温泉つきでBBQレンタルセットもあるため、アウトドア初心者でも気軽に楽しめます。
おすすめ人のコメント 小高い丘にあるキャンプサイトから、阿蘇外輪山や九重連山の絶景を贅沢に眺めながらキャンプができる最高の場所です。源泉掛け流しの温泉を何度も堪能。木にハンモックをかけて温泉でほてった体を冷ましつつ、阿蘇山を眺めて過ごした時間が忘れられません!
住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺2849-1 |
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営業期間 | 通年(不定休) |
ホームページ | https://kurasako-onsen.com/camp.html |
※このコンテンツは、2020年4月の情報をもとに作成しております。
※お出かけ前に電話やホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※環境省レッドリスト等の掲載種については、法令・条例等で捕獲等が規制されている場合があります。必ず各自治体等の定めるルールに従ってください。