更新日:2023.05.17
日頃から仕事にプライベートに様々なキャンプ場を訪れているHondaキャンプ制作メンバーが厳選した、何度でも行きたいおすすめのキャンプ場をご紹介します(今回は「関東版」として、1都6県の中からセレクト)。
常に人気が高い高規格キャンプ場をはじめ、旧小学校を再利用したユニークなメキシカンリゾート、東京都なのに絶海の孤島にあるワイルドなキャンプ場など、それぞれに独自の個性や過ごしやすさを持つ素晴らしいキャンプ場を厳選しています。
こいしゆうか 男性目線で語られがちなキャンプに女性目線を取り入れた、女子キャンプの第一人者
佐久間亮介 これまでに滞在したキャンプ場は国内外で300箇所を超えるというキャンプ場通
猪俣慎吾(カメラマン) 国内外問わず、息子との親子キャンプに熱中。キャンプが大好きなカメラマン
風森美絵 簡単に作れておいしい。そんなキャンパー目線のレシピが好評な“そとごはんスタイリスト”
近澤一雅 おしゃれかつ実用的なスタイリング提案を得意とする“アウトドアスタイリスト”
2002年のオープン以来、絶大な人気を誇る高規格オートキャンプ場の代表格です。キャンプ場は総面積61haにおよぶ広大な大子広域公園内にあり、キャンプサイトは整然と区画されたオートサイト、キャンピングカーサイト、フリーサイトの3種があります。どれも美しい芝地でキレイ!
市街地に近く買い物には困りません。また、名爆・袋田の滝もすぐ近くにあるなど、自然豊かな観光スポット巡りも手軽です。豪華な多目的温泉プールの「フォレスパ大子」のほか、山の斜面を活用したアスレチック遊具なども完備。ファミリーキャンパーが楽しく、快適に過ごせる環境がそろい踏みのフィールドです。
おすすめ人のコメント 炊事場ではお湯も使えるし、電源サイトもたくさんあって、コテージは手ぶらで楽しめる豪華ぶり。さらには温泉もあって、快適に過ごせる環境が凝縮されたキャンプ場です。そんな充実したハード面がありながら、スタッフの方達のホスピタリティが100点満点。ハード、ソフトのバランスが最高でいつも気持ちよく過ごせるフィールドです。リピーターも多く、予約が取りにくいのも納得!
住所 | 茨城県久慈郡大子町矢田15-1 |
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営業期間 | 通年営業 |
ホームページ | http://www.greenvila.jp |
栃木県那須で来年オープン30年を迎える老舗のオートキャンプ場です。場内には自然の沢が流れており、季節には天然のホタル観賞もできます。沢へ入ることも可能なので夏は子供と沢遊びが楽しめます。また貸し切り露天風呂(有料/30分)もあり、家族でゆっくりと入浴ができます。
コンセプトのひとつとして、場内には施設以外に照明(街灯)の設置がありません。夜は、満天の星を堪能できます。
おすすめ人のコメント とにかく随所にキャンパー目線が感じられる大好きなキャンプ場です。キャンプサイトはファミリー向け、ソロ・デュオ向けとエリア分けされていて、それぞれのキャンパーのニーズをしっかりとキャッチ。売店の品ぞろえは個性的なものが多く、さらにはオリジナルギアも販売しています。大手メーカーにはない視点で作られていて面白いですよ。
住所 | 栃木県那須郡那須町豊原丙4387-1 |
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営業期間 | 3月11日〜11月30日 |
ホームページ | https://www.camp-rabbit.com |
関越自動車道・練馬インターよりクルマで約2時間半。群馬県の浅間高原エリアに位置するキャンプ場です。キャンプサイトは、芝生と林間の2種類。場内にはモミやシラカバ、カラマツ、モミジなど10種類以上の木々が生え、ヤマガラやキツツキなどたくさんの野鳥のほか、リスやフクロウを見かけることもある豊かな自然にあふれています。場内に2カ所ある炊事場は、どちらもお湯が使え、シャワーも利用できます。
観光地として名高い軽井沢や草津温泉まではキャンプ場からそれぞれクルマで約30分。キャンプをしながら観光も楽しめるフィールドです。
おすすめ人のコメント 2023年、私の念願が叶い、オーナーとしてリニューアルオープンしたキャンプ場です。以前大人気のキャンプ場だったという場所だけあって四季折々の豊かな自然が織りなす雰囲気、キャンパーにとって最高の環境だと自負しています。浅間山も近く、その圧倒的な景観は惚れ惚れする美しさ。標高が1,000m以上あって涼しい場所なので、夏のキャンプでもとっても快適に過ごせますよ!私自身、キャンプ場に滞在していることが多いので見かけたらお気軽にお声がけください。皆様のお越しをお待ちしています!
住所 | 群馬県吾妻郡長野原町応桑1984-160 |
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営業期間 | 4月中旬~11月末(予定) |
ホームページ | https://campismfield.jp/review/be-camp/ |
これからキャンプをはじめてみたい人を、全力で応援する民泊施設です。キャンプ道具はすべてレンタル可能で、インストラクターがキャンプのルールやマナー、道具の扱い方などを丁寧にレクチャーしてくれます。トイレや洗い場は母屋の中の施設を使えるので、キャンプ場に慣れていない人でも安心して過ごせます。
おすすめ人のコメント 日本初の「キャンプ民泊」が体験できる場所。若い夫婦が運営していて、ほのぼのとした二人のキャラにも癒されます。NONIWAがあるときがわ町は、のどかな里山の雰囲気が心地よく、散策も楽しい場所。近隣の豆腐屋さんやパン屋さんなどもとってもおいしい!いろいろ立ち寄りつつキャンプを満喫できます。温泉も歩いて行けますよ。
住所 | 埼玉県比企郡ときがわ町別所44-4 |
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営業期間 | 通年営業 |
ホームページ | https://noniwa.jp |
荒川ライン下りやラフティングで知られる観光スポット・長瀞にある、アメリカンスタイルのオートキャンプ場。首都圏からクルマで2時間程度とアクセスは抜群によく、施設はキレイでどれもアメリカナイズが徹底。豊かな自然の中にありながら、都会的な雰囲気が融合しているので初心者キャンパーでも安心感は満点です。
キャンプサイトのほか、コテージやトラベルトレーラー、グランピングができるプライベートルームなど宿泊手段は多彩。また室内ボルダリング施設やレンタサイクルもあり、遊びの要素もたっぷり!
おすすめ人のコメント 都内から気軽に行ける、バリエーションが豊かな高規格キャンプ場です。初心者に優しい設備が整ったコテージ、景観も素敵なテントサイト。はたまた「え、ビバリーヒルズですか?」と思うような、豪華絢爛なトレーラーサイトまで完備。最近では直焚き火OKなブッシュクラフトキャンプを楽しめるソロエリアも新設。目の前に川が流れているし、近隣の各登山口も近いため、何度行っても新しい発見ばかり。家族で飽きることなく何度も利用しています。
住所 | 埼玉県秩父郡長瀞町本野上363 |
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営業期間 | 通年営業 |
ホームページ | http://forestsons.jp |
房総半島の南西に位置し、目の前にプライベートビーチが広がる絶景キャンプ場。区画はなく、自由にサイトを選べるフリーサイトは50張ほどのキャパシティーを誇ります。
天気に恵まれると、富士山、伊豆大島、伊豆半島などを臨むことができ、夕日を眺めながらのひとときは贅沢な時間。海沿いのため、テントはガイロープをしっかり張るなど、風対策は万全にして出かけましょう。近隣は新鮮な海産物が豊富で、道の駅では土産物が手に入るほか、おいしい寿司が食べられます。
おすすめ人のコメント 夕日がサイトの目の前を落ちていく様子が見える最高の環境です。また船がひっきりなしに通っていて、海をぼーっと眺めているだけで飽きません。やはり風には注意が必要なので初心者キャンパーなら、カーサイドタープを利用した車中泊にするなど、手軽さを重視するスタイルがおすすめです。キャンプ場から徒歩圏内の船釣り屋さん(午前、午後の便あり)をよく利用し、釣った魚をキャンプ場に持ち帰ってご飯にしています。
住所 | 千葉県館山市洲崎908-22 |
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営業期間 | 通年 |
ホームページ | http://www.odaibakaihinteien.jp/kyanpu.html |
温暖な気候の外房に位置する開放的なロケーションのキャンプ場。防風林に囲まれ、平坦で水はけのよい芝のサイトは居心地抜群です。各施設は清潔感があり、キャンプに不慣れな人でも安心して過ごせる配慮が随所にあります。広々としたサイトでは、波の音、鳥の声、満天の星を存分に楽しめます。
市街地に近く、買い出しには困りません。また、海岸までは歩いて2分ほどの好立地。夏は海水浴のベースに適しています。
おすすめ人のコメント 海岸まで散歩程度でアクセスでき、ほぼプライベートビーチと勘違いするようなロケーション。海のすぐそばですが、防風林のおかげで強風の影響を受けにくいのがお気に入りのポイントです。林間ではなく、広い芝生サイトなので、日差しを浴びてのんびり過ごしたくなります。近隣の漁港食材調達も楽しみのひとつですね。
住所 | 千葉県いすみ市深堀1831 |
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営業期間 | 通年(閑散期は週末営業) |
ホームページ | https://oohara-ac-inn.jimdofree.com |
キャンプ場にみかん園を併設しており、旬の味覚狩りがおすすめのキャンプ場です。秋から春は温州みかんをはじめ、さまざまな柑橘類、初夏はブルーベリー、夏は落花生・さつまいもの収穫体験ができます。
キャンプサイトは高台エリアと林間エリアがあり、好みのロケーションでキャンプを楽しめます。温水シャワーが無料で使用でき、一部お湯の出る流し台も完備しています。
おすすめ人のコメント 南房総の温暖な気候に恵まれたキャンプ場です。小高い丘の上にあって、見晴らしのいいサイトからは千倉の街や太平洋が一望できて気持ちいいロケーション。ほかにも森の中のサイトがあるなど、果樹園の中に造成されたサイトのバリエーションは豊か。季節によってみかんなど収穫体験ができるので、ファミリーでも楽しめます。
住所 | 千葉県南房総市千倉町久保1494 |
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営業期間 | 通年営業 |
ホームページ | https://orangemura.com |
2023年3月に新規オープンした千葉県最大級のグランピングリゾートです。廃校になった小学校をベースにして作られたキャンプ場で、旧常磐小学校の敷地面積3万㎡の中にグランピングエリアとオートキャンプエリアを併設しています。
体育館やプールをはじめ、無料の個室シャワールームや有料の人工温泉貸し切り風呂、カラオケルーム、コインランドリーなど、初心者も安心して過ごせる充実の施設群。オートサイトはそれぞれに電源を完備し、約100㎡の通常サイトと200㎡以上の広々サイトがあり、ゆったり快適なキャンプを楽しめます。
おすすめ人のコメント プールサイドにはサウナが設置されていたり、体育館ではトランポリン・卓球・バスケットボールなどで遊べたりと、懐かしさと最新のトレンドが融合!フィールド全体が明るい雰囲気で癒されます。キッズエリアにはミニアスレチックやヤギと触れ合えるエリアも!夜にはクリスタルナイトバーがオープンするなど、大人も子どもも1日中楽しめる工夫がいっぱい!
住所 | 千葉県香取郡多古町南玉造 162 |
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営業期間 | 通年営業 |
ホームページ | https://www.tacoglamp.com |
伊豆諸島のひとつ、青ヶ島に位置するキャンプ場です。青ヶ島へのアクセスは船かヘリコプターですが、島は断崖絶壁に囲まれている厳しい自然環境。船は悪天候だと就航せず、ヘリコプターは定員数が限られる小型のため、予定が組みにくい。よって、上陸が困難なことで知られています。キャンプサイトは集落から離れた地域にあり、鳥の鳴き声や木々のざわめきが直に感じられ、島特有の植生や見たこともない景色が五感を刺激します。
近隣には地熱の蒸気を利用したサウナ施設や蒸気調理窯などがあります。自然に近い分、飲料水はなく自分で調達する必要があること、離島のため交通機関が限られ天候の影響を強くうけることなど、事前の情報収集が肝心。訪れる際は事前にメールでの予約が必須です。
おすすめ人のコメント 都内でもっともキャンプに出かけるのが困難と言われている島、青ヶ島。キャンパーなら一度は訪れてみたい憧れの地ではないでしょうか。船の就航率が低いため、確実性を取るなら八丈島からのヘリコプター利用がおすすめ。島には商店があって、大概のものは手に入ります。キャンプサイトは野生味あふれる雰囲気。水場もトイレも完備で快適です。キャンプサイトから歩いて蒸気調理窯に行けるので調理には便利に使えます。丸山遊歩道をぐるっと回って散策するのも手軽です。
住所 | 東京都青ヶ島村無番地 |
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営業期間 | 通年営業(※設備故障等の休業もあり。最新の情報は村役場HP確認) |
ホームページ | https://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/stay.html |
※このコンテンツは、2023年5月の情報をもとに作成しております。
※お出かけ前に電話やホームページなどで最新の情報をご確認ください。