誰でも気軽に楽しめる!
はじめてのカヤックのポイント
(服装・乗り方)

難しそうに見えて、実は案外気軽に楽しめるカヤック。
服装や乗り方を簡単に解説します。

更新日:2016.10.20

服装

カヤックに乗るときの格好は、水に濡れてもいい、動きやすい服がベスト。アウトドア用の防水ジャケットやインナーなどがあると便利です。持っていない人は、中に水着を着るのもいいでしょう。逆にジーンズや綿素材は濡れると重くなり、乾きにくいため向いていません。
ライフジャケットは必須アイテム。レンタルしているところもあるので、かならず装着しましょう。
また日差しが強いため、なるべく帽子をかぶったり長袖を着ることをおすすめします。
水に入るので、足元はマリンシューズやハイキングシューズなどが最適です。足を怪我する恐れがあるため、サンダルは避けましょう。

基本的な乗り方・漕ぎ方

カヤックは、両側に水かきがついているパドルを使って漕ぎます。肩幅より少し広めの位置でパドルを持ちましょう。

カヤックに乗るときは、船を抑えて安定させ、片足ずつ順に乗り込みます。
乗るときや降りるときが一番転倒しやすいので、慣れるまでは足からではなくお尻から乗るのがおすすめ。カヤックを足でまたいだ状態のままお尻を先に入れると、転倒しにくくなります。

漕ぐときは、斜め45度前くらいの水面にパドルをしっかりさしいれて、ゆっくりと後方へパドルを引いていきます。引いている方と逆の手でパドルを押すイメージです。
パドルをさしいれる位置は、つま先あたりを目安にしましょう。

この動きを左右交互に繰り返すと、前に進んでいきます。
猫背にならないよう背筋を伸ばし、腕だけの力でなく上半身全体を使って水をすくいあげることが大切。

カヤックはソロ(一人用)とタンデム(二人用)がありますが、最初は安定性の高いタンデムカヤックがおすすめです。

まずは気軽にチャレンジを

パドリングに慣れれば、あっというまに上達するカヤック。
ツアーなどレクチャーを受けられる場所もあるので、それに参加してパドルの漕ぎ方などを学ぶと、より早く上達するはずです。
キャンプの遊びのひとつとして、ぜひカヤックに挑戦してみてください。