夏の到来とともにBBQ熱が高まってくるこのごろ。BBQをするとき、炭火をおこしている間食材が焼けずに手持ちぶさたになった経験はないでしょうか?そんな方にご提案したいのが、今回のBBQフルコースです。炭に火をいれている間に前菜を作ったり、メイン料理をじっくり焼き上げている間に副菜を作ったり。前菜にはじまり主食やデザートまで無駄なくお手軽にBBQが楽しめる5品を当サイトに掲載している200を超すレシピの中から厳選しました!レシピ監修者のアドバイスコメントも参考にしながらぜひ、お試しください!
更新日:2023.07.05
1. 炭を起こす
2. すべての仕込みを行う
3. 前菜を作る
4. 炭に火がついたらケイジャンシュリンプとスペアリブを焼く
5. グリルの端のほうでデザートを蒸し焼きにする
6. 残った炭の熱源を利用してジャージャー麺を作る
炭に火をいれて火が回るのを待っている間に、副菜や主食など全ての仕込みをしましょう。同時に前菜も作っておきます。炭火がほどよくなってきたらスペアリブとケイジャンシュリンプを焼いていきます。この時、デザートも炭の端のエリアでじっくりと蒸し焼きにします。BBQの途中でデザートが完成したら炭からは離しておきましょう。副菜と主菜を食べている間に残りの炭の熱源を利用して、鉄板やスキレットでジャージャー麺を作ります。これでフルコース完成です。
そとごはんスタイリスト
風森 美絵さん
そとごはんスタイリストとして、数々のアウトドア雑誌やメディアでレシピを考案してきたアウトドア料理のプロ。当サイトに提供したレシピは200を超える。食材は一般的なスーパーで購入できるものを、調理工程は複雑にならないように心がけている。
鯖の水煮と材料を混ぜるだけでできあがる、火も使わない本当にお手軽なひと品。レモンと粒マスタードがよく効いて、濃厚なのに後味はさっぱり。
シェラカップなどに材料を入れて混ぜ合わせるだけ。スプーンなどで鯖の骨も一緒に潰して混ぜ合わせましょう。
風森さんのコメント
炭火がおきるまでの間にササッと手軽に作ってしまいましょう。他の食材の仕込みをしている間につまめるのでBBQ開始と同時に小腹が満たせます。ツナ缶でもオススメ。余った玉ねぎは副菜と一緒に焼くと美味しいです。
海鮮BBQの定番「エビ」を、スパイスと一緒に揉み込んで炭火で焼き上げたケイジャン風。スパイシーさと、とうもろこしの甘さが相まって病みつきになる美味しさです!
下処理をしたエビ、ゆでとうもろこしと、パプリカパウダーやカイエンペッパーなどのスパイス、調味料をマリネする。炭火がほどよくなってきたら早速焼きましょう。
風森さんのコメント
エビもとうもろこしもBBQの定番ですが、スパイスでマリネするだけで一気にいつもとは違うワンランクアップした味わいになります。前菜で余った玉ねぎは一緒にマリネして焼きましょう。メインのスペアリブをじっくり焼いている間に完成します。
BBQの定番肉料理・スペアリブを、ハーブで揉み込んで上品な味わいに。豚の脂が持つ濃厚な甘みと、骨から肉へと染み出たジューシーなうま味が特徴です。
材料すべてを保存袋に入れてよく揉み込み、1時間以上置いて味を染みこませます。前日から仕込んでもOKです。
風森さんのコメント
メインや他の準備もしていきます。前日から仕込んでいる場合はクーラーボックスから出し、常温に戻しておきましょう。当日仕込みの場合は炭火をおこした後、最初にこの作業をしておくと炭火がほどよくなった頃に味が染み込んでいると思います。
BBQなどで使いきれなかった焼き肉のタレと焼きそばを使ったお手軽麺レシピ。ピリッと辛め&ジューシーな味わいです!
材料を炒めたあと、焼肉のタレで味付けをして、炒めた麺に盛り付ける。白髪ねぎやきゅうりをのせたら完成!
※写真はコンロで調理していますが、BBQではもちろん炭火調理でOKです。
風森さんのコメント
焼肉のタレと、焼きそばの麺を使います。いつもと違うBBQのシメはいかがでしょうか。メインを焼き上げた後の炭を使うので熱源を余すことなく使うことができます。
キャンプのデザートの定番「焼きりんご」をさらに美味しくアレンジ。ホットケーキミックスを加えることで、まるでアップルパイを食べているような味わいに。
りんごの中身をくり抜く。果肉とホットケーキミックスなどを混ぜ合わせて、アルミホイルで包んで炭火で蒸し焼きにする。シュリンプとスペアリブを焼いている隅っこで焼きましょう。遠火にするのがポイントです。
風森さんのコメント
遠火でじっくり蒸し焼きにするのでBBQを楽しんでいる間に出来上がります。様子を見ながら何度か回転させて炭火があたる面を変えてあげましょう。出来上がったら炭火から離します。熱々でも程よい温度でも美味しくいただくことができます。
BBQのフルコースということで、焼き具合が気になり“いつも焼き係”になる人も、子どもから目を離せない人も、みんながスムーズに食べることができるように時間の流れを意識したメニューにしました。最初に仕込みを終わらせてしまえば時間に余裕が生まれます。炭火を囲んでゆっくりゆったりとBBQをお楽しみください。
※このコンテンツは、2023年7月の情報をもとに作成しております。