更新日:2014.07.10
スノーシューツアーは歩き始めると身体が熱くなってきます。ダウンなどを着込んでくると、30分もしたらサウナ状態です。気候や体力にもよりますが、スタート時に少し涼しいくらいがちょうどいいでしょう。
汗をかいて体温を奪われることがいちばん問題です。スキーウェアとシャツとTシャツくらいでいいでしょう。あとは手袋と帽子があればOKです。
足元は、防水性のある登山靴かトレッキングシューズがおすすめ。ソレルなどのような防寒靴は歩行より防寒を優先しているので、長距離を歩くとどうしても中で足が遊んでしまいます。トレッキングシューズはフィットするので歩きやすく疲れないためおすすめです。スパッツは、雪が入らないようにするためと、防寒対策として、あると便利です。
スノーシューの基本的な器具。さらにスパッツがあれば快適です。足元はトレッキングシューズや登山靴で、防水がしっかりしたものを
スパッツは、靴に雪が入らないようにするためと、防寒対策として着用します
スノーシューは、かかとの部分が可動なので初めての人でも雪の中を快適に歩けます
スノーシューは各社から出ていますが、購入する際には店頭で充分に相談すること。行き先や、想定される雪の深さ、体重などを考慮して選びましょう。スノーシューに共通しているのは、接地面積を大きくして雪に埋まらないようにしていることと、爪がついていること、かかとが自由に上下できることです。大きさはさまざまなので、雪の状態や体重によって選びます。購入時にショップで相談するとよいでしょう。
ツアーの場合、先頭の2、3人は雪の深さや柔らかさに影響を受けますが、後ろからついていく人は踏み固められたルートを行くのでそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
ちなみに、スノーシューは、バックは苦手です。Uターンするか、スキーのようにキックターンしてください。