更新日:2012.07.31
カブトムシは基本的に夜行性です。日中は落ち葉などの下に隠れていて、日が沈むと動き出します。そのため、採集は早朝か夕方以降がおすすめ。光に集まる性質もあるので、雑木林の近くの街灯を捜すのも効率的です。
クワガタ類も同じですが、カブトムシに比べると昼に行動することも少なくありません。日中、落ち葉や土中を捜すのも手ですが、掘ったら必ず埋め戻しておくこと。根元を掘ったままにしておくと、木が弱る原因になります。カブトムシなどが好む落ち葉は南向きの斜面に溜まっていることが多いようです。これは、北風で落ち葉が運ばれてくるからです。
カブトムシやクワガタは夜間、羽を広げて飛び回るので、街灯の周辺を捜すのも効果的
昼の間に、樹液が発酵している場所をチェックしておいて、暗くなってから訪ねてみると、こんな光景に出会えるかも
樹液が浸み出して発酵しているような所を捜すのが一番ですが、木が傷つかない程度に幹の根元を蹴ってやると落ちてくることがあります。これは日中のクワガタにも効果的。こういった仲間は、私たちがじっとしていても汗ばんでしまうような蒸し暑い日、高温多湿な季節が大好きです。