クッカーを使わずに
キャンプランチを作り隊!
公開日:2017.04.26/更新日:2017.04.28
※掲載内容を一部変更しました。
- こいしゆうか
- 地球をオーブンにしちゃう!
アースオーブンで鶏の丸焼きを作ろう
こんにちは!こいしゆうかです。
アースオーブンという方法は知っていますか?土中焼きとも言います。
簡単に言うと土を掘って石を敷き詰め、そこで焚き火をして温度をあげたところに、焼きたい食材を入れてから、土で埋めてその上で焚き火をして焼きます。
今回はこの方法で、鶏の丸焼きを作ってきました。
※直火可能なキャンプ場のみ可能です。また穴を掘ったりするので、必ず撤収時には元の状態に戻しておきましょう。
「アースオーブンで鶏の丸焼き」の作り方
1.穴を掘る
まず、直径40cm(食材に合わせて)ほどで深さが20cmほどになるまで、スコップなどで穴を掘ります。途中に石などがあって掘りにくい場合は、ハンマーを使って砕いてあげると掘りやすくなります。
2.石を敷き詰める
穴に沿うようになるべく平らな小さい石を敷き詰めます。濡れた石を燃やすと割れて飛び散ることがあるので、よく乾いた石を選ぶか、前日に干しておきましょう。
3.石の上で焚き火をする
敷き詰めた石の上で焚き火をします。じっくりあたためるため2時間くらい焚き火をしましょう。
4.鶏肉の下準備
鶏肉の臭みをとるため、表面にレモンを塗り込んだあと、肉の中にレモンをそのまま入れます。表面には、塩も振りかけます。
(レモンは肉の中に入れたまま焼きます)
味をより染み込ませたい時は、前日にマリネ液(オリーブオイルや塩、レモン、ローズマリーなど)に漬け込んでおきましょう。
5.葉っぱで鶏肉を包む
大きめの葉っぱ(蔦の葉など)を用意しましょう。今回は、隈笹の葉を用意して、麻ひもで鶏肉を包みました。スキマがないように、3重ほどに包みます。
6.穴に鶏肉を入れて、埋める
焚き火が落ち着いたら、その上に笹の葉を敷き、包んだ鶏肉を置きます。
冷めないうちに笹と石で埋めます。
7.石の上で、さらに2時間ほど焚き火をする
その間に、この火を利用して他の料理を作るのもOK。
2時間経ったら、自然と消火するのを待ちましょう。
8.掘り起こす
石が冷めた頃合いをみて掘り起こせば、完成です!
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いい感じに焼けてそう!
笹をかきわけると…
しっかりきれいに焼けてましたーーー!!!!
気になるお味の方は…
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ちょっと、隈笹の香りが強かったなぁ。
蔦の葉とかのほうが合うかもしれない。
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もしくは味が濃いにんにくとかを入れたマリネ液で漬け込むとちょうどよかったかもしれないね。
レモンが効いているところは美味しい!
少し時間はかかりますが、焚き火をゆったり楽しみながら作れるので、できあがりを待つ時間も楽しく過ごせます。
みなさんもぜひ遊んでみてください!
※このコンテンツは、2017年4月の情報をもとに作成しております。
- アースオーブンアドバイザー:長野修平