夏でも涼しくて快適!
戸隠イースタンキャンプ場の
魅力をレポート
更新日:2017.07.19
- こいしゆうか
- 涼しくて見どころも満載なのに混雑ナシ!
そんなキャンプ場をご紹介します
こんにちは!こいしゆうかです。
今回は、夏におすすめの穴場キャンプ場をご紹介します。
「夏のキャンプはちょっと…」ベテランキャンパーさんからはそんな声が聞こえてきそうですね。確かに夏は、暑いし、虫は多いし、さらに子どもの夏休み期間中のため、他のシーズンと比べてキャンプ場が混んでいることも…。
そんなこともあり、この時期はあえてオフにしている、という方も多いと思います。
ただ、それでも私は、
キャンプへ行きたい気持ちを抑えられない!
のです。
そんな欲望の赴くままにキャンプを続けた結果、通算キャンプ日数はいつの間にか1,000日を超え、その数に比例するかのようにシワの数も……。
とにかく(汗)、多少の大変さはあれ、太陽も雲も気持ちがいい夏のキャンプ。ちょっと場所を選べば、快適に過ごすことだってできます。今回は、暑い夏でも快適に楽しむ、そんなキャンプをお伝えしたいと思います!
夏に快適キャンプを楽しみたいなら、
標高1,000m以上の林間サイト!
キャンプ場選びで何を重視するかは、「誰と行くか」「何をするか」によって変わりますが、私が夏のキャンプ場選びで重視するポイントBEST3はこちら。
こいしゆうかの夏のキャンプ場選びで
重視するポイントBEST3
第1位:標高1,000m以上
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やっぱり1番は避暑。
高原でのキャンプは、日中はさすがに汗ばむこともありますが、朝夕は涼しくて快適!夜は寒いくらい(上着は必須)です。夜暑くて寝苦しい、朝に暑くて目覚める、というのが無いのも嬉しい。虫も比較的少なめです。
第2位:林間サイト
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高原とはいえ日中は日差しが強いので、日陰が欲しいです。木々のせせらぎを聞きながら、木陰でのんびりするのも最高ですよね。
第3位:あまり混んでいない
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長年のキャンプ生活のおかげで、設備は全然気にならなくなりましたので、ひとりで行く際は、人の少ないところを目指してクルマを走らせることが多いです。
今回ご紹介するのは、もちろん上の3つの条件をすべて満たしているキャンプ場。都心からクルマを走らせること約4時間。向かった先は、長野県の「戸隠イースタンキャンプ場」です。
このキャンプ場は標高1,200mに位置し、雄大な戸隠連峰を望むことができるロケーションも魅力。また、すぐお隣にもキャンプ場があるということもあり、週末も混雑することは少ないのだそう。(お盆などの繁忙期は除く。また、林間学校などで使用される時もあるので事前に連絡をとって確認をしておくのがベストです。)
さらに、キャンプ場からクルマで10分、20分のところに景観の良いスポットが点在しているので、キャンプ場をベースにした周辺散策も楽しめます!
今回はアシスタントとして宮原さん、そしてこのキャンプ場が大好きだという当コーナーのカメラマン・猪俣さんにも、案内人として加わっていただきました。
それでは早速、レポートしていきましょう。
戸隠イースタンキャンプ場は、
サイトも焚き火も、自由がいっぱい!
キャンプ場に到着!
大きな木々に囲まれていて、いかにも涼しそう!
●管理棟
こちらが戸隠イースタンキャンプ場の受付です。電池や歯ブラシなども売っているので、うっかり忘れてしまったときなどにも安心です。管理人さんはとても気さくで優しい方です。
●トイレ
トイレは4箇所あり、そのうち中心にある1つはとてもきれいで、女性にもお子さまにもうれしい。洗面所は外にありますが鏡付きです。
●宿泊施設
こじんまりしたかわいいバンガローは13棟。天気が不安なときなどに利用できますね。
●テントサイト
テントサイトは区画がないので、自由に好きなロケーションにテントを張ることができます。
これだけ木があれば、ハンモックを吊るす場所を探すのも簡単!
他の利用者もベテランさんが多いみたいで、マナーがよく、静かに過ごすことができます。
そして、このキャンプ場のとっておきの魅力がこちら!
芝生サイトなのに直火がOKなんです!
夕方になると一気に気温が下がるので、地面も暖めてくれる直火はうれしい。
暑いとイマイチ盛り上がりに欠ける焚き火ですが、このキャンプ場なら夏でも存分に楽しむことができます。焚き火好きには堪りませんね。
薪は管理棟で買うこともできますが、落ちている枝などを拾って使用してOKとのこと。そこら中に落ちているので、困ることはありません。
日差しが厳しい日中は、
周辺スポットを巡るのもあり!
サイトの設営が完了して、ひと休みしたら、もう一度クルマへ。
一日中キャンプ場で過ごすのも良いですが、日差しが厳しい日中は、周辺のスポットへ出かけるのも私の好きな楽しみ方のひとつ。暑いと外を歩くのも大変ですが、高原ならそこまで暑くないのでアクティブに動けます。
そして、私たちがまず向かったのは、カメラマンの猪俣さんが「このキャンプ場に来たら、これだけは絶対に食べておけ」と、大プッシュしたお蕎麦屋さん。
●行列ができる有名お蕎麦屋さん「うずら家」
キャンプ場からクルマで約10分ほどのところにある全国的にも有名なお蕎麦屋さん。休日はかなり混んでいますが、並ぶ価値ありのお蕎麦をいただけます。
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う、うっまー!
行列ができるのも納得。とにかく美味しかったです!
このお蕎麦を食べるためにキャンプしに来てもいいと思うくらい感動しました。
お腹が満たされたところで、お次は
●戸隠神告げ温泉
「うずら屋」から歩いて10分くらいのところにある温泉へ。
内湯1つですが、窓の外には深い森があり、運がよければ野鳥が見られるかも。
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あー癒される~。お風呂上がりの高原の涼しい風が、また気持ちがいい~。
辺りはまだ明るいですが、キャンプ場へ戻ったころには、気候はすっかり心地よくなっていました。ここからは戸隠の自然に囲まれながら、思う存分にキャンプを満喫!
戸隠の夜は、星がとーっても綺麗なので、そこもお楽しみポイントです。
真夏の高原キャンプの醍醐味
早朝お散歩
翌朝、野鳥の声で起きて向かったのは、お散歩スポット。
キャンプ場からクルマで約20分のところにある鏡池です。
鏡池はその名の通り、風が穏やかで波がないときは戸隠連峰を鏡のように映し出します。早朝に訪れると、朝霧に包まれ幻想的な景色を目にすることができるかも。人気スポットで昼間は観光バスなどで駐車場がいっぱいになることもあるので、朝イチがおすすめです。
空気が澄んでいて、ただでさえ気持ちがいい高原の朝。そこに幻想的な景色まで加わったら、もう言うことなしです!
また、キャンプ場からクルマで約10分ほどのところにある戸隠神社も、おすすめの散歩スポット。パワースポットとして人気の奥社までは駐車場から歩いて約40分かかりますが、途中の杉並木は圧巻なので、戸隠イースタンキャンプ場へ行った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。こちらも人の少ない早朝がおすすめです。
早朝お散歩のあとは、
コーヒーでまったり
キャンプ場に戻って、温かいコーヒーを入れました。早朝はまだ肌寒いのでホットがちょうどいい。澄んだ空気のなか飲むコーヒーは格別です。
さぁ、今日はたくさんの野鳥の声を聞きながら、木陰でまったりお昼寝でもしようかな。
●戸隠イースタンキャンプ場の周辺スポット
首都圏をはじめ、中京圏、関西圏からもアクセスしやすい戸隠。多少距離はありますが、ドライブを楽しみながらぜひ行ってみてください。観光スポットが目白押しのため、2泊以上の長めのキャンプもおすすめです!
※このコンテンツは、2017年7月の情報をもとに作成しております。