2010年度、Hondaとしての使用済自動車処理の最終工程である、ASRの引取り台数は約46万台(前年比+3.6%)でした。三品目別の処理状況としましては、フロン類・ASRは使用済自動車台数とほぼ同じ傾向で推移、エアバッグ類については装着率が前年度に比べさらに上昇、前年比で +18.5% となりました。
品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 (参考) |
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フロン類 [説明] |
引取重量 | (1)CFC引取重量 (kg) | 8,004 | 11,971 | ||||
(2)HFC引取重量 (kg) | 107,703 | 103,871 | ||||||
合計引取重量 (1)+(2)/Kg | 115,707 | 115,842 | ||||||
引取台数 | (1)CFCの引取台数 (台) | 33,564 | 47,162 | |||||
(2)HFCの引取台数 (台) | 350,187 | 331,303 | ||||||
合計引取台数 (1)+(2)/台 | 383,751 | 378,465 | ||||||
エアバッグ類 [説明] |
引取個数 | (1)回収個数 (個)[※1] | 64,908 | 48,241 | ||||
(2)作動個数 (個)[※2] | 600,703 | 482,672 | ||||||
合計個数 (1)+(2)/個 | 665,611 | 530,913 | ||||||
引取台数 | (1)回収台数(台) | 27,325 | 21,961 | |||||
(2)作動台数 (台) | 230,335 | 196,007 | ||||||
(3)一部回収/一部作動台数 (台) | 717 | 109 | ||||||
合計台数 (1)+(2)+(3)/台 | 258,377 | 218,077 | ||||||
再資源化重量 | 引き取ったガス発生器の総重量 (kg)…A | 44,390 | 34,632 | |||||
引き取ったガス発生器で再利用できる状態にした総重量 (kg)…B | 41,787 | 32,634 | ||||||
ASR [説明] |
引取台数 | (1)引取使用済自動車台数 (台) | 433,482 | 414,556 | ||||
(2)委託全部利用投入解体自動車台数(台) | 29,005 | 31,718 | ||||||
合計引取台数 (1)+(2)/台 | 462,487 | 446,274 | ||||||
引取重量 | (1)引取ASR重量 (t) | 81,435 | 78,516 | |||||
(2)委託全部利用引取ASR相当重量 (t) | 5,515 | 6,072 | ||||||
引取重量合計 (1)+(2)/t…C | 86,950 | 84,588 | ||||||
再資源化重量 | (1)リサイクル施設投入ASR重量 (t) | 74,917 | 69,515 | |||||
(2)リサイクル施設排出残渣重量 (t) | 5,999 | 6,272 | ||||||
(3)再資源化重量 (1)−(2)/t | 68,919 | 63,243 | ||||||
(4)委託全部利用投入ASR相当重量 (t) | 5,515 | 6,072 | ||||||
(5)委託全部利用排出残渣重量 (t) | 507 | 313 | ||||||
(6)再資源化重量 (4)−(5)/t | 5,008 | 5,759 | ||||||
再資源化重量合計 (3)+(6)/t…D | 73,927 | 69,003 | ||||||
品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 (参考) |
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エアバッグ類…B/A | ガス発生器の再資源化率(%)[※3] | 94.1 | 94.2 | |||
ASR…D/C | 自動車破砕残渣の再資源化率(%)[※4] | 85.0 | 81.6 | |||
品目 | 項目 | 2010年度 | 2009年度 (参考) |
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フロン類 [説明] |
払い渡しを受けた再資源化等預託金の額 (円) | 840,002,036 | 818,908,569 | |||
再資源化等に要した費用の総額 (円) | 776,350,114 | 804,685,090 | ||||
収支 (円) | 63,651,922 | 14,223,479 | ||||
エアバッグ類 [説明] |
払い渡しを受けた再資源化等預託金の額 (円) | 535,891,392 | 438,370,042 | |||
再資源化等に要した費用の総額 (円) | 510,727,739 | 446,710,092 | ||||
収支 (円) | 25,163,653 | △8,340,050 | ||||
ASR [説明] |
払い渡しを受けた再資源化等預託金の額 (円) | 3,091,539,739 | 2,966,852,200 | |||
再資源化等に要した費用の総額 (円) | 2,809,869,400 | 2,818,047,062 | ||||
収支 (円) | 281,670,339 | 148,805,138 | ||||
三品目合計 [説明] |
払い渡しを受けた再資源化等預託金の額 (円) | 4,467,433,167 | 4,224,130,811 | |||
再資源化等に要した費用の総額 (円) | 4,096,947,253 | 4,069,442,244 | ||||
収支 (円) | 370,485,914 | 154,688,567 | ||||
Hondaが使用した自動車破壊残渣処理基準適合施設は、下記 『 豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部 』 のホームページよりご確認ください
豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部 |
注) | [※1] | 車体からエアバッグを取り外して、インフレータを回収し、再資源化施設にてリサイクルする方法。 |
[※2] | 車体に取り付けたままエアバッグを展開しリサイクルする方法。 | |
[※3] | エアバッグ類再資源化率=回収金属重量/回収インフレータ重量 | |
[※4] |
【 フロン類 】 |
平成22年4月から平成23年3月で、383,751台のHondaの使用済み自動車からフロン類115,707kgを引き取った。内訳はCFCが6.9%、HFCは93.1%。払渡しを受けた預託金は840,002,036円。 一方、社内で要した費用を含めた、再資源化等費用の総額は776,350,114円で、収支は63,651,922円のプラスとなった。1台当りに換算すると、約166円のプラスとなる。 尚、フロン類及びエアバッグ類の引取り・再資源化については、これを適正、確実且つ効率的に行う為、一般社団法人自動車再資源化協力機構に業務委託している。 |
【 エアバッグ類 】 |
平成22年4月から平成23年3月までの使用済自動車の中で、エアバッグが装備されていた使用済み自動車は258,377台。内、車上作動処理は230,335台で車上作動比率は89.1%。一方、引き取ったインフレータの個数は665,611個で、1台当たり装備個数は2.6個/台。指定引取り場所にて回収したインフレータの個数は64,908個で、再資源化施設へ投入されたインフレータの総重量は44,390kg。内、再利用できる状態にした量が41,787kgで、再資源化率は94.1%。(基準値85%以上) 払渡しを受けた預託金は535,891,392円で、社内で要した費用を含めた再資源化等費用の総額は510,727,739円。収支は25,163,653円のプラスとなった。1台当りに換算すると、約97円のプラスとなる。 |
【 ASR 】 |
ASR処理となる引き取った使用済自動車は462,487台、内ASRとして引き取った車両は433,482台であった。引き取ったASRの重量は86,950t、その内80,432tをリサイクル施設及び全部利用に投入、73,927tをリサイクルした。その結果、ASRの再資源化率は85.0%になった。(2015年基準値70%以上) 尚、ASRの引取り、適正・再資源化処理については豊通リサイクル鰍ノ業務委託している。 払渡しを受けた預託金は3,091,539,739円、社内で要した費用を含めた再資源化等費用の総額は2,809,869,400円であり、収支は281,670,339円のプラスとなった。1台当りに換算すると、約609円のプラスとなる。 |
【 3品目の合計 】 |
払渡しを受けた預託金の総額は4,467,433,167円、社内で要した費用を含めたリサイクル費用の総額は4,096,947,253円で、2010年度のフロン類、エアバッグ類、ASRの3品目の合計収支は370,485,914円のプラスとなった。 |