recyclemarc 廃棄段階のリサイクル
自動車リサイクル法 再資源化等の状況 2019年度

2019年度 再資源化等の状況

2019年度、Honda車のフロン類の引取り台数は約47万台(前年比−1.9%)、エアバッグ類の引取り台数は約47万台(前年比−0.6%)、また使用済自動車処理の最終工程であるASRの引取り台数は約53万台(前年比+1.4%)でした。

ガス発生器の再資源化率は94.5%、ASRの再資源化率は95.6%であり主務省令で定められた再資源化率(ガス発生器85%以上、ASR2015年度70%以上)をそれぞれ達成しています。

再資源化等に要した費用の総額が54.3億円であり払渡しを受けた再資源化等預託金の総額は62.3億円でした。

2019年度の「使用済自動車再資源化等の状況」について

●期間
開始した年月日:平成31年4月1日
終了した年月日:令和2年3月31日
●再資源化量
品目 項目 2019年度 2018年度
フロン類 引取重量 @ CFC引取重量 (kg) 357 492
A HFC引取重量 (kg) 112,147 117,315
合計引取重量 (@+A /Kg) 112,504 117,807
引取台数 @ CFCの引取台数 (台) 2,721 3,669
A HFCの引取台数 (台) 470,583 478,951
合計引取台数 (@+A/台) 473,304 482,620
エアバッグ類 引取個数 @ 回収個数 (個) ※1 326,832 289,359
A 作動個数 (個) ※2 1,668,993 1,672,360
合計個数 (@+A /個) 1,995,825 1,961,719
引取台数 @ 回収台数 (台) 75,397 67,590
A 作動台数 (台) 373,343 383,388
B 一部回収/一部作動台数 (台) 22,974 23,578
合計台数 (@+A+B /台) 471,714 474,556
再資源化重量 引き取ったガス発生器の総重量 (kg) ・・・A 193,607 174,052
引き取ったガス発生器で再利用できる状態にした総重量 (kg) ・・・B 182,996 164,006
ASR 引取台数 @ 引取使用済自動車台数 (台) 498,540 491,860
A 委託全部利用投入解体自動車台数(台) 31,344 30,772
合計引取台数 (@+A /台) 529,884 522,632
引取重量 @ 引取ASR重量 (t) 94,998 93,947
A 委託全部利用引取ASR相当重量 (t) 5,776 5,757
引取重量合計 (@+A /t) ・・・C 100,774 99,704
再資源化重量 @ リサイクル施設投入ASR重量 (t) 94,369 93,947
A リサイクル施設排出残渣重量 (t) 3,647 2,486
B 再資源化重量 (@−A /t) 90,722 91,461
C 委託全部利用投入ASR相当重量 (t) 5,776 5,757
D 委託全部利用排出残渣重量 (t) 128 173
E 再資源化重量 (C−D /t) 5,649 5,584
再資源化重量合計(B+E /t) ・・・D ※3 96,371 97,045
減量されたASR重量 (t) ・・・E 0 0
●再資源化率
品目 項目 2019年度 2018年度
エアバッグ類 ・・・B/A ガス発生器の再資源化率(%) ※4 94.5% 94.2%
ASR・・・D/(C + E ) 自動車破砕残渣の再資源化率(%) ※5 95.6% 97.3%
●収 支 2019年度
項目 合計 内 フロン類 内 エアバッグ類 内 ASR
収入 払渡を受けた再資源化等の預託金【A】 6,233,111,291 円 1,126,094,601 円 1,254,277,935 円 3,852,738,755 円
内 預託金利分 799,774,981 円
支出 再資源化等に要した費用【B】 5,430,977,652 円 846,394,207 円 1,175,055,254 円 3,409,528,191 円
内 社内費用(人件費) 21,599,478 円
内 社内費用(システム費) 4,202,625 円
収支【C】(【C】=【A】-【B】) 802,133,639 円
<参考>18年度再資源化の運営等に要したメーカー負担金
支出 運営関連費用【D】 96,337,608 円
ASRリサイクル関連費用【E】 122,624,609 円
合計【F】】(【F】=【D】+【E】) 218,962,217 円
◆ 基準適合施設名 ( 自動車破砕残渣処理基準適合施設 )

Hondaが使用した自動車破壊残渣処理基準適合施設は、下記 『 豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部 』 のホームページよりご確認ください。

豊通リサイクル(株)ASR再資源化事業部
http://www.toyotsurecycle.co.jp/asr/index.html

注)
[※1] 車体からエアバッグを取り外して、インフレータを回収し、再資源化施設にてリサイクルする方法。
[※2] 車体に取り付けたままエアバッグを展開しリサイクルする方法。
[※3] ASR再資源化重量合計値が各項目合計と一致しないのは四捨五入によるもの。
[※4] エアバッグ類再資源化率=回収金属重量/回収インフレータ重量
[※5] ASR再資源化率計算式
■ リサイクル収支余剰金の取扱について
このページのトップへ